【採用事例】ITAYAのある暮らし #5
ハンドメイドマーケット「minne」でお店を運営されているkita-kaigan さん。
お店では、木材とエポキシレジンを使った作品を数多く出展されています。木材を使用するようになったきっかけは、あることを機に使うことになったレーザー加工機が木材の加工にも適していたこと、そしてエポキシレジンとの相性が良かったことでした。さらに、木が持つ独特の模様や風合いが気に入ったことも、大きな理由の一つだそうです。
写真の木箱は、kita-kaigan さんがITAYA の「ナラ単板 挽き板3mm 厚」を使用して制作した作品です。木製の小物を作るために、綺麗で薄い板を探していたところ、ITAYA のサイトに出会い、kita-kaigan さんのニーズに合致したため、採用を決めたそうです。
この木箱のサイズは、幅195mm × 奥行き195mm × 高さ48mm。3 段重ねのデザインで、蓋の厚みは3mm となっています。各段をしっかりと固定するため、底板は底辺から3mmほど上げられており、下段の内張の突出部分とぴったりはまり合う設計になっています。これにより、積み上げた際にずれることなく、安定した形を保つことができます。
蓋の部分には、ナラ単板を3 枚使用し、ちぎり加工でつないでいます。さらに、蓋の内側には箱の内径より各6mm 小さい薄板を貼り付けることで、蓋がずれることを防ぐ工夫が施されています。細部までこだわり抜いた作品に仕上がっています。
ものづくりを心から楽しみながら、こだわりの作品を生み出しているkita-kaigan さん。minne に出展されている作品は、どれも丁寧な手仕事と創意工夫が感じられる、木の温もりと職人技が詰まった魅力的なアイテムばかりです。
KITA-KAIGAN'S GALLERY