【採用事例】ITAYAのある暮らし #8
都心から離れた郊外に移住したamiさん。中古マンションを購入し、自分の「好き」を詰め込んだリノベーションを実現しました。憧れていた“理想のおうち”を形にするために、特に大切にしたポイントが2つあります。
ミッドセンチュリーテイストと、本物の木の温もり
まず一つ目は、「ミッドセンチュリー」の要素を取り入れたこと。シンプルで機能的なのに、どこか懐かしくて温かみのあるデザインに、昔から惹かれていたそう。「長く好きでいられるデザインを選びたかった」と語ります。
そして二つ目は、「本物の木」を使うこと。木目調のシート材も選択肢としてはあるけれど、触ったときのぬくもりと、時が経つにつれて変わっていく自然な美しさは、本物の木にしかない魅力。特に直接肌に触れる部分だからこそ、素材の質感を大切にしたかったそうです。
元々木が大好きだというamiさん。特に濃い色の木に惹かれるそうで、気づけば家具や建材など、自然と深みのある色合いのものばかりを選んでいたとか。
お気に入り木のキッチンと暮らしを彩る工夫
そんなamiさんが暮らしの中心となるキッチンに選んだのは、ウッドワンの木のキッチン「su:iji(スイージー)」。落ち着いたウォールナット材のキッチンは、ミッドセンチュリースタイルの空間にぴったり。まるで昔ながらの喫茶店にいるような気分で、毎朝コーヒーを淹れる時間がとっておきのひとときになっているそうです。
キッチン背面には、ITAYAで見つけた飾り棚をさり気なく設置。キッチンに合わせてウォールナット材を選びました。空間に自然と溶け込むようにしたかったので、施工業者の方にお願いして壁を作る際に下地を作ってもらい、金具が見えなくなるように取り付けてもらいました。高めの位置に浮かぶように取り付けられた棚には、旅の思い出やお気に入りの雑貨が並び、キッチンに立つamiさんをやさしく見守っています。
また、壁の厚みを活かしたニッチ収納にもITAYAの棚板を活用。ここは文庫本と、色鉛筆やハサミなどの文具専用の棚なのだとか。こちらの棚板にはオーク材を使用。日本では「どんぐりの木」として知られるナラの木の一種。耐水性や耐久性に優れ、美しい木目から家具や床材として人気の樹種です。
実は長年「テレビボード」としてITAYAの棚を愛用してくださっていたそうですが、今回のリノベーションにより大きさをカットして再利用されました。
収納も、空間づくりの一部
本や雑貨が大好きでたくさん持っているというamiさん。暮らしの中で“使いやすさ”と“楽しさ”のバランスを考え、収納の配置や形にも工夫を凝らしました。「置きたい家具の邪魔をしないニッチ収納は、かなり有能な黒子ですね」と話すように、実用性だけでなく、見た目にも心が躍るような空間を意識。家のどこにいても楽しくなるような、そんなアイデアが散りばめられています。
日々の“いいな”が積み重なる、愛おしい住まい
キッチンや棚板だけでなく、家具や床材、照明、キッチン水栓など様々な場所の形や素材にこだわったというamiさん。 一つひとつのものへの愛着が、毎日「あぁ、いいな」と感じられる喜びを生み、その小さな積み重ねが住まいへの愛着と暮らし全体の豊かさにつながっているようです。