棚柱の一番の良いところは棚の位置を変えたり、増やしたり減らしたりを自由に行えること。DIYでもちょっとしたコツを掴めば取り付けできる人気の商品です。アイデア次第でおしゃれな飾り棚や、機能的な収納棚が出来上がります。是非お部屋に棚を作ってDIYをお楽しみてください。
棚柱用のブラケットに合わせることのできる棚板のサイズは奥行き145mmm、250mm、300mm、450mmがあります。棚板の幅は棚柱と棚柱の幅よりも10cmくらい長い方がバランスが良いですが、取り付ける場所によっては同じ幅でも大丈夫です。棚板が1200mm以上の長さになる場合は棚柱は3つで支えるようにしましょう。重たいものを載せる場合はそれに応じて棚柱を増やします。
壁裏の柱や間柱を見つけて位置が決まったら、マスキングテープで印をつけます。
壁と床の境に幅木がある場合は幅木の上部から取り付けるようにしてください。
マスキングテープに合わせて棚柱を付属のネジで固定します。下穴をあけてから1つ目は軽くネジ留めします。あとで調整をおこなうので、最後までネジは締めないようにするのが棚柱の取り付けのポイントです!
棚柱の位置を合わせて、次に一番上のネジ穴も軽くネジを留めます。位置が決まった残りのネジ穴も軽くネジ留めします。この時点ではまだしっかり固定しないのがポイントです。
2本目の棚柱もおなじようにしっかりと固定せずに取り付けます。
取り付けたい高さに棚柱に棚柱用ブラケットを取り付けます。棚柱の縦に並んだ3つの溝にブラケットを差し込みます。先ほど棚柱をゆるめに壁に留めておいた事でブラケットが差し込みやすくなります。すべてのブラケットを差し込み終わったら、ゆるめに留めておいた棚柱のネジをしっかりと締めます。
ブラケットの脱落防止用ネジをしっかりと締めます。
棚柱用ブラケットの取り付け後、棚板を取り付けます。棚板は硬くしてしっかりしているので、下穴をあけてからネジを固定しましょう。
ネジをとめる時には棚柱とブラケットが垂直になるように測ります。直角定規などがない場合は箱などでも代用できます。垂直に止まっていないと、棚板を取り付けたままのブラケットを取り外しにくくなり、簡単に棚の位置を変えることができなくなってしまいます。
棚板が浮かないように軽く押さえつけながらネジ留めします。
しっかりと固定が終われば完成です!!
飾り棚として、収納棚としていろいろなお部屋で活躍してくれます。「壁裏下地へネジ留め」「棚柱はゆるくネジ留め」「最後にしっかりとネジ留めして固定」この3点を丁寧に進めればきちんと取り付けられます!
<協力>
TANOKはものづくりの楽しさを広めるために集まった番匠智香子、たまいかおり、嶋崎都志子の3人のDIYアドバイザー集団です。フリーペーパーの発行やイベント教室などを通して、暮らしのなかのちょっとした手づくりで温かい気持ちになれるもの、工具を使って本格的につくるものなど、いろいろな「たのしくつくるもの」を提案しています。