どんな場所にも相性のいいのがサンカクブラケットです。棚柱がなくても、ほしい場所にお手軽に収納棚やディスプレイ棚を設置できます。
棚板を設置するブラケットをしっかりと壁に固定するためには、壁の裏にある柱や間柱を探してネジ止めできる場所を確認しておく必要があります。柱の位置が確認できたらマスキングテープなどで印を付けて、取り付けを開始しましょう!
サンカクブラケットのサイズに2タイプあります。文庫本や小物を置くのにちょうどよい棚板奥行145mm用と、食器や靴などにちょうどよい棚板奥行き250mm・300mm用。用途に応じてお選びいただけます。
壁の下地探しに従ってブラケットをとめる柱の位置に印をつけます。
ブラケットを取り付ける幅が決まったら、次は棚板の高さを決めます。棚を取り付けたい高さを考えてマスキングテープに印を付けておきましょう。
高さが決まったらブラケットをあて、水平かどうかを確認します。
このとき小さな水平器があると便利です。
ブラケットのネジの位置に印をつけます。ずれないようにしっかりと押さえながら!1個のブラケットに対し、壁に2か所取り付けられるよう穴があいているので2カ所印をつけましょう。
ブラケットを一度外して印に3mmくらいの太さのドリルで下穴をあけます。電動ドリルドライバーがあると便利ですが、持っていない場合はキリで下穴をあけます。
ブラケットをドライバーで付属の長い方のネジで締めていきます。最初の1穴にネジを差し込んで軽く締めます。水平を再確認しながら2本目をネジ留め、最後に1本目を増し締め(更に締めること)するようにしましょう。なぜなら最初の1穴めから強く締めてしまうと微調整が出来なくなってしまうからです。
棚板をブラケットにのせて位置を確認します。ここでも水平器でチェックしましょう。
水平器の気泡が真ん中にきていれば水平がとれているのでO.K!です。
これで完成です。お部屋が一気におしゃれになりました!
ブラケットをもう一度確認してみましょう。微妙に傾いてしまっていた場合はブラケットのネジ穴を2〜3cm上下にずらしてからとめ直した方が無難です。若干位置をずらすのは難しいのです。ネジ穴が近すぎて留め直そうとしても元のネジ穴に戻ってしまい、うまく取り付けられない事が多いからです。
棚板は付属の短い方のネジでとめます。
棚受けの穴に合わせて、3mmくらいの太さのドリルで軽く下穴をあけ、ネジ留めしていきます。(※付属の棚板固定ネジは4mm径のため、下穴は2.8mm~3mm径程度としてください。)
この時も1穴めは軽くネジ留めし、2穴目を前後の水平を微調整しながらネジ留めしましょう。
柱を探したつもりだったけど・・・柱がなくネジが空回りして外れてきてしまう状態です。(ネジが効いていない)
→そのままで取り付けるのは危険なので壁裏の柱を探し直しましょう。
ブラケットの高さを間違ってしまった!棚板が水平にとりつけられない・・・。(棚板失敗例)
→どちらか片方のブラケットにあわせて、もう片方のブラケットを取り付け直しましょう。
<協力>
TANOKはものづくりの楽しさを広めるために集まった番匠智香子、たまいかおり、嶋崎都志子の3人のDIYアドバイザー集団です。フリーペーパーの発行やイベント教室などを通して、暮らしのなかのちょっとした手づくりで温かい気持ちになれるもの、工具を使って本格的につくるものなど、いろいろな「たのしくつくるもの」を提案しています。