ハコの形をした金具を積むようにして棚を作ることのできるツムハコ。固定用の取付ビスはハコの中に隠れるのでスッキリと美しい仕上げ。自立させてキッチンのカウンターやお部屋の間仕切りとして使うこともできます。
前半では、ツムハコの取り付け手順をご紹介しました。 前編はこちら
後編では、壁に固定して壁面収納にする場合の取り付け方法と、ツムハコをアレンジした壁面ディスプレイシェルフをご紹介します。
高さと幅に応じて、壁面固定金具(別売り)を必要数量使用し、壁にしっかりと固定してください。また、安全のため床にも固定することをお勧めします。
※必ず壁裏の下地があるところにねじ止めします
壁面付けの棚を組み立てていく際は、ツムハコは棚板の壁面側に寄せて取り付けます。
上記でご紹介したツムハコの壁面収納のアレンジで階段状のディスプレイシェルフを作ってみました。
<材料>
<工具>
「ツムハコの取り付け方(前編)」で紹介した手順でツムハコと棚板を組み立てたものを3セット作り、それぞれを階段状になるように積みながらネジ留めします。
壁際に置いて、壁面固定金具(別売り)で壁と固定すれば完成です。賃貸物件の場合は耐震ジェルマットなどでフローリングと接着しておきましょう。
※軽量のものを飾るディスプレイシェルフですので、重量のあるものを置く場合は下段のツムハコは3つに増やす、または厚さ30mm程度の棚板を使用してください。
ツムハコのカラーと天板の材質や色を変えて、お部屋にあった棚を作ってみてくださいね!
<協力>
TANOKはものづくりの楽しさを広めるために集まった番匠智香子、たまいかおり、嶋崎都志子の3人のDIYアドバイザー集団です。フリーペーパーの発行やイベント教室などを通して、暮らしのなかのちょっとした手づくりで温かい気持ちになれるもの、工具を使って本格的につくるものなど、いろいろな「たのしくつくるもの」を提案しています。